【2025年最新】UR-Uオンラインスクール(ユアユニ)何が学べる?講義内容を知りたい!

UR-Uの動画講義(無料)を一部抜粋し、まとめています!無料と言っても、すぐビジネスで使えるレベルになっているので、興味のあるトピックを開いてみてください!

実際の講義は、これを「もっと詳しく分かりやすく、図やイラストを使って動画で解説しています」

※トピックは随時更新!

会社員向け:マインドセット

Q
仕事が楽しくないのは「飽き」か「逃げ」か?
A

質問者:「今の仕事が楽しくない。やめるべきですか?」

まず「楽しくない」が『飽き』なのか、それとも単なる『逃げ』なのか。そこを履き違えちゃダメです。

『飽きること』これは良いことなんです。例えば、今の会社であなたがブッチぎりのトップになって、やるべきことを全てやり尽くして「もうこの仕事から学ぶことはない」と感じて飽きるなら、それは素晴らしい。僕もそうやって飽きたことはありますが、逃げたことは一度もないです。

一方、仕事がうまくいかなくて「楽しくない」から辞めたい。これは『逃げ』です。飽きとは違う。

そして、逃げる人に限って「自由になりたい」とか言い出します。でも、本当の自由ってメチャクチャ怖くて、経営者になるなら、誰より自分に死ぬほど厳しくしないといけない。徹底したセルフマネジメントが求められるので、自己管理なしに、本当の自由なんてありえません。

辞めるかどうかを考える前に、まずは自分に問いかけてください。「俺は、私は、今の仕事で圧倒的な結果を出したか? やりきったのか?」と。

もし答えが「No」なら、あなたの感情はただの『逃げ』です。まずは目の前の仕事で誰にも文句を言わせない結果を出してから、次のステップを考えましょう。話はそれから。閉じる

Q
もし20代に戻れたら?『旅行』ではなく『旅』をすべき理由
A

質問者:「もし竹花さんが20代前半なら何をしますか?」

世界に出て「旅」をします。

ただし、遊びに行く「旅行」じゃない。学びに行く「旅」です。

なぜなら、世界に出ると、日本では絶対に得られない視点が手に入るからです。

例えば、ドバイの世界一大きい観覧車。普通、観覧車なんて1回乗れば十分じゃないですか。でも、彼らは中をパーティールームやBarにして、「何度も来たくなる場所」に変えてしまった。こういう発想って、世界に出るからこそ分かることです。

だから僕は「旅行をしろ」と言ってるわけじゃなくて「旅をしろ」って言ってるんです。旅行は気分転換とか自分へのご褒美みたいなもの。そうじゃなくて、旅は、すべてを学びの機会に変えることです。

この意識があれば、日本でも「旅」はできます。

例えばレストランに行ったとき「なぜ、Aの店は満席なのに、隣のBの店はガラガラなんだ?」と疑問を抱くかどうか。この「なぜ?」を考えないなら、それはただの食事、ただの旅行で終わる。でも、そこに疑問を持てば、ビジネスを学ぶ「旅」になります。

だから、20代、特に若いうちは、ただ遊びに行くだけの「旅行」ではなく、あらゆる物事から何かを学んでやろうという意識で「旅」をすべきです。この意識の違いが、将来とんでもなく大きな差を生みますよ。閉じる

Q
起業したいならまずSNSをチェック!あなたの時間を奪う無駄を断捨離しろ
A

質問者:「会社員です。起業したいのですが、具体的に何から始めればいいですか?」

具体的に何を始めるか?の前にやることがあります。まず、自分の時間を奪っている無駄なことを、徹底的にやめる。手始めに、あなたのSNSを断捨離しましょう。

今すぐSNSを開いて、あなたのおすすめ欄に出てくる動画を見てください。それが、よくわからないお笑い番組や、意味のないダンス動画ばっかりだったら、もう答えは出てますよね。”あなたがそういうものに時間を使いすぎているから、それがおすすめに出てくるんです。”それが一番無駄です。

服のポケットって、入る量が限られてるじゃないですか。人生の時間も全く同じで、限りがあります。だから、何か新しいことを始めるためには、まず何かをやめないと、そのための時間は絶対に生まれないんです。

なのに多くの人は、今の生活を変えずに新しいことをやろうとするから失敗する。

起業だの云々言う前に、まずは自分が今、バカみたいなことに使っている時間を徹底的にやめる。これが全てのスタートです。起業だろうが何だろうが、成功する人は皆やっていることです。閉じる

Q
「あなたを儲けさせてくれる人はいない」投資詐欺に騙されないための鉄則
A

質問者:「投資で大事なことって何ですか?」

色々あるけど、絶対に忘れてはいけない鉄則が1つあります。それは「あなたを儲けさせてくれる人は、この世に存在しない」ということ。本当に、これだけは真実なんです。

昔、こんな話がありました。

イギリスの商人がアフリカで象牙を1万円、2万円、3万円と値段を釣り上げながら買い占めました。市場が熱狂したところで、部下に「俺たちが安く買った象牙を、お前らには特別に3.5万円で売ってやる」と言って売りつけ、商人と部下は二度と戻ってこなかった。

これ、今の仮想通貨とかでよくある「パンプ・アンド・ダンプ」っていう詐欺の手口と全く一緒。いつの時代もやることは変わらないんです。

このストーリーを頭に叩き込んで投資をすべきです。「あなたを儲けさせてくれる人はいない」ので「不労所得」なんて甘い言葉に飛びつくのは、ハッキリ言ってアホがやること。

豊かになりたいなら、自分で儲けるしかない。自分の手を動かすんです。時には寝ない日も必要なんです。そういう泥臭いことをやらないと、絶対に豊かにはなれません。

だから、楽して儲けようなんて考えは今すぐ捨ててください。地に足をつけて、自分の力で稼ぐ。投資詐欺に騙されないための唯一の方法で、本質的に豊かになるための唯一の道です。閉じる

Q
経験のない人間の先入観には気を付けろ
A

質問者:「某YouTubeチャンネル”令和の◯”で「ドバイは危ない」的に言われてましたが、本当ですか?

それは典型的な「先入観」です。物事の本質を知らない、経験のない人間の言葉を鵜呑みにしちゃダメ。そういうことを言う人に、まず聞いてみたいです。「あなた、ドバイに住んだことあるの? 英語は喋れるの?」って。

大抵の場合、ドバイに来たことも住んだこともない、英語すら喋れない人が「ドバイはどうだ」「日本が一番いい」なんて言ってるんです。俺は7カ国に住んだ経験があり、その比較対象がある上で「ドバイはいいよ!」って言ってるんです。説得力が全然違うでしょ。

物事は、両面から見ないと絶対に正しいことなんて分からないんです。でも、世の中の人間はすぐに白か黒かはっきりさせたがる。その間の「グレー」な部分が見えていない人間が多すぎるんです。

そして、そのグレーが見えない原因は何か。それは決まって、その人の経験のなさからくる先入観です。

だから、誰かの意見を聞くときは、その人が何を経験してそれを語っているのか?常に見極めましょう。経験のない人間の先入観に惑わされず、自分の目で見て、考え判断することが何より重要です。閉じる

Q
息子のヒーローは僕だった。子供に見せる「戦う親父の背中」
A

質問者:「竹花さんの頑張れるエネルギーは何ですか?

子供にとっての「ヒーロー」であり続けること。最近、それを実感する出来事があって。

子供の学校で「あなたのヒーローは誰ですか?」っていうエッセイを書く授業があったらしいんです。周りの子たちがサッカー選手とか芸能人の名前を挙げる中、うちの息子が選んだのが、僕だったんです。

それを聞いた時、めっちゃ嬉しくて「ああ、やってて良かった」と心から思いました。それが今、一番のエネルギーになってます。

じゃあ、なんで息子がそう思ってくれたのか。たぶん、僕が仕事で「戦う姿」を全部見せてるからだと思うんです。

例えば、オフィスの建築現場に連れて行って「パパは、これをこうやって価値を上げていくんだよ」って話したり、観光中にトラブルの電話がかかってきたら、クライアントを守るために子供の前でも英語でガンガン戦う。そういうのを全部隠さずにやるんです。

そしたら案の定、エッセイに「パパは電話でクライアントのために戦うんだ」みたいなことが書いてあったらしくて。

「子供は、言うことは聞かないけど、やることは見てる」これ本当に真実だと思います。口先で偉そうなことを言うんじゃなくて、親父が必死に戦ってる背中を見せる。それが子供にとってのヒーローであり、自分のエネルギーにもなる。最高の循環です。閉じる

Q
20代へ告ぐ「寝るな、遊ぶな、飲むな。とにかく働け」
A

質問者:「20代に戻れるなら何をしますか?

とにかく働く。世間でよく言われる「若いうちに遊べ」なんて、真っ赤な嘘です。

人生は短期決戦で、20代の1,000万円と80歳の1,000万円では、価値が全く違うからです。

考えてみてください。もしあなたが20代のうちに死に物狂いで1,000万円を作れば、それを世界平均の年利5%で運用すれば、80歳になる頃には1.8億円くらいになってるんです。でも、80歳で初めて1,000万円を手にしても、意味ないでしょ?

だから、20代に言いたいことは、ただ一つ。「マジで寝るな、遊ぶな、飲むな。とにかく働け。」

まず目標として1,000万円。それを稼ぐまでは、どんな仕事でもいいから奴隷のように働いてください。自分のやりたいことは、その後にやればいい。

僕も20代の頃、仕事ばっかりしてたら地元の友達に「お前の人生、楽しいか?」ってよく言われました。でも、おじさんになった今、こう問い返したいです。「お前の人生、楽しいか?」って。

それくらい、20代の過ごし方で30代は決まります。20代をどう過ごしてきたか?が、30代にはっきり結果として出る。だから、今、死ぬ気で働けってことです。閉じる

Q
自信の付け方はありますか?
A

質問者:「自信の付け方はありますか?

「自分との約束を守ること」です。

「自信」って「自分を信じる」って書きますよね。つまり、自信がない人っていうのは、自分で自分のことを信じられていない状態なんです。なぜ信じられないか?それは、自分との約束を何度も破ってきたからです。

なにも大きな約束じゃなくていい。「今日はNetflixを見ずに仕事をする」とか「週末の朝、15分だけブログを書く」とか、そんな小さなことでいい。

大事なのは、その小さな約束を守り続けること。それを繰り返すうちに、だんだん自分のことを信用できるようになってくる。その「信用」の積み重ねが、本物の「自信」に変わっていきます。

自信がない人は、自分を甘やかすから人生がうまくいかない。逆に、自信がある人は人生がどんどん好転していきます。

特に人間関係は顕著。自分のことを100%愛せている人は、相手が30%や40%の愛情しか示してこなくても、惑わされたりしない。

だから、自分を大切にするためにも、まずは自信をつけること。そのために、今日から、自分との小さな約束を一つずつ守っていく。全てはそこから。閉じる

Q
竹花さんの原動力は何ですか?
A

質問者:「竹花さんの原動力は何ですか?

自分の「面白い」という感覚です。

多くの人がやる「旅行」って「疲れたからどこか行きたい」っていう現実逃避ですよね。でも僕は、昔から留学とか旅ばっかりさせられたので、そういう意味での旅行ってしたことないんです。

知らない土地でいきなりホームステイさせられたり、上海の施設に放り込まれたり。でも、そうやって強制的にでも「旅」をすると、面白いものにたくさん出会える。

例えば、サンフランシスコで見た「クリエイター向けの銀行」とか、有名なゲーマーが開発した「遅延がめちゃくちゃ少ないキーボードやマウス」とか。こんなの、日本にいるだけじゃ絶対に見られないじゃないですか。

世界の面積のたった0.4%しかない日本の中から全てを語るなんて、本当にもったいない。世界には知らない「面白い」ことが無限にある。この「面白い」を探し求めることこそ、僕を突き動かす一番の原動力だと思います。閉じる

Q
マインドセットは大事ですか?
A

質問者:「マインドセットは大事ですか?

大事です。僕なんて、ほとんど「思い込み」の力でここまで来てます。

「自分は絶対に成功する」「この事業は100%伸びる」と、昔からずっと自分に暗示をかけてきました。なぜなら、人間は自分で勝手に限界を決めてしまう生き物だからです。

有名な「ノミ」の話を知っていますか?ノミって、自分の体長の何百倍も高くジャンプできるのに、瓶に蓋をされて頭をぶつけ続けると、思い込みで飛べなくなってしまう。蓋がなくなっても「もう僕はダメだ」と諦めて、瓶から出ようともしないんです。

サーカスの象も同じ。小さい頃から鎖に繋がれていると、大人になって簡単に引きちぎれる力があっても「自分は逃げられない」という子供の頃の思い込みに縛られて、逃げ出そうとしない。

人間も同じだと思いませんか?「一生この会社で働くしかない」とか「地元から出てはいけない」とか、誰もそんなこと言ってないのに、自分で勝手に思い込んでしまう。

だから、僕は意識して自分にポジティブな暗示をかけ続けてきました。中学校の卒業文集に「100億円プレイヤーになる」って書いたんですが、もうすぐそれが達成できそうなんです。

生まれ持った才能なんて、大した差はありません。じゃあ、何が圧倒的な差を生むのか?それは、この「暗示」の力だと、僕は本気で思っています。閉じる

Q
サラリーマン時代の仕事観:「レンガ職人」の教え
A

僕はサラリーマン時代もめちゃくちゃストイックで、リクルートの戦略企画室という、社内でも精鋭が集まる部署にいました。そこで上司に「レンガ職人」の話をされました。

「ある旅人がレンガ職人に『あなたの仕事は?』と尋ねた。一人はこう答えた。『レンガを積むことです』。もう一人はこう答えた。『大聖堂を建て、町の人々の憩いの場を作ることです』。

同じ仕事なのに、目的意識が全く違いますよね。前者は、ただの作業だから、もしレンガを運ぶトラックが故障しても「自分には関係ない」と放置するでしょう。

しかし後者は、大聖堂を完成させるという目的があるから、「どうすれば解決できるか」を考え、トラックを助けに行こうとする。

僕もそれまで、自分の仕事は良い企業を見つけてレポートを出すことだと思ってました。でも、その話を聞いてハッとしたんです。僕の仕事は「株主に利益をもたらすために、企業を分析すること」だと。

このスタンスの違いは、どんな職種でも現れます。多くの人は「働いたから給料をもらう」という受け身の意識でいますが、それではダメなんです。

「給料をもらうために、自分はどんな価値を提供すべきか」と能動的に考えなければ、成長はありません。

年収は「上がるもの」じゃない。自分の意識と行動で、「上げるもの」です。閉じる

事業者向け:スキルセット

Q
インスタで「売ろう」とするな!集客を成功させる【IODの法則】とは?
A

質問者:「インスタ集客で増やしたいのですが、ストーリーとリール、どちらを強化するべきでしょうか?」

新規顧客を集めたいならリール、既存のフォロワーを濃いファンにしたいならストーリー。これがインスタ集客の基本鉄板です。

ただし、その前にもっと大事な大前提があります。それは、そもそもインスタで「売ろう」としてはいけない、ということです。

多くの人が勘違いしてるんですが、インスタを見てる人って「何かを買おう」と目的を持って見てるわけじゃない。「なんとなく」時間を潰している「潜在層」なんです。Google検索のように目的意識がハッキリしている「顕在層」とは全く違う。この潜在層に対して、いきなり価格や商品の詳細をぶつけても響かない。むしろ嫌われるだけなんです。

じゃあ、インスタで何を投稿すればいいのか?答えは「IOD」の3つです。

  • I (Information):役立つ「情報」(例:「秋の美容はこういうことに気をつけて」)
  • O (Opinion):あなたの「意見」(例:「私はこう思う」と共感でファンを作る)
  • D (Daily):あなたの「日常」(例:「今日は家族とご飯食べてるよ」)

発信するのはこの3つだけ。「何パーセントオフ」みたいな売り込みは絶対にNGです。IODを徹底してファンを作り、たまに「インスタライブやります」「新商品が出ます」といった告知を挟む程度にする。その際も価格は載せず、リンクを貼るだけです。

特にストーリーは、1日に複数投稿できるので、日常の投稿の中に告知を一つ混ぜ込むことで「広告感」を極限まで薄めることができます。これが一番重要なんです。

なので、インスタの役割は「商品を売る場所」ではなく「ファンを作る場所」だと理解してください。その上で、新規獲得の入り口としてリールを、ファンとの関係構築のためにストーリーを使い分ける。これがインスタ集客を成功させるための法則です。閉じる

Q
医療従事者だから医療系で起業?その固定概念があなたの可能性を潰す
A

質問者:「自分でお金を生み出すことができない医療従事者ですが、医療系で何か起業のアイデアなんてありますか?」

まず、その考え方がいけません。「私はこうだから、こうだ」っていう固定概念。それこそが、あなたの可能性を一番潰している原因です。

俺なんて見てみてください。決済業界もやってるし、会計事務所も、不動産業も、IT開発も、飲食店も、果てはクラブまでやってる。もし俺が「自分は〇〇の専門家だから、これしかやらない」なんて言ってたら、こんなに多くの事業は絶対にできてないでしょ。

つまり、自分の可能性を自分で狭めちゃってるんです。「自分はお金を生み出せない医療従事者だ」って決めつけてるから、その枠の中でしかアイデアを探せなくなっているんです。

大事なのは、口癖を『だから』から『かもしれない』に変えることなんです。「私はこうだから、こうするしかない」じゃなくて、「私はこうだけど、こんなこともできる“かもしれない”」って考える。この『かもしれない』で生きないと、世の中何も進まないし、何より人生が楽しくないじゃないですか。

だから、具体的な起業アイデアを探す前に、まずは「〜だから」っていう決めつけを今すぐやめること。やってみたら、意外なことが楽しかったりするもんです。世界はもっと広いですよ。閉じる

Q
ビジネス再起の鉄則!年商1億までは「他人のフンドシ」で相撲をとれ
A

質問者:「従業員の横領などあり、自己破産寸前です。この状態から何をすれば周りの友達、従業員も稼がせられるようになるのでしょうか?」

自己破産寸前の状況から再起したいなら、まず「周りを稼がせる」なんて甘い考えは今すぐ捨ててください。何より先に、あなたが自分の力でしっかり立て直すのが先決です。

そのための鉄則は、年商1億までは「他人のフンドシ」で相撲をとること。これしかありません。

まず、横領なんてビジネスやってりゃ必ずあります。僕だって4,500万円やられましたけど、そんなものは全部ひっくるめて「経費」として見るしかない。厳しいようですが、それが現実です。そんな状況で他人の心配をしている場合じゃないんですよ。

そして、なぜ「他人のフンドシ」なのか?みんなすぐに新しいアプリだのサービスだの、自分で何かを創り出そうとしますけど、それが一番の間違い。ゼロから何かを生み出すのは、金も時間もかかるし、リスクが高すぎるんです。

ビジネスを立て直すには、もっと泥臭くて確実なステップがあります。

  • STEP1:年商1億まで → 他社の商品を売る(代理店)
    「ホームページを売ってくるからレベニューシェアしてよ」みたいに、すでにある他人の商品を売らせてもらうんです。これが一番簡単で早く稼げる方法。とにかく、これで年商1億まで行きなさい。
  • STEP2:1億から10億まで → 商品をパクって自社商品を作る
    他人の商品を売って、それが本当に売れるとわかったら、「じゃあ自分で作っちゃった方がよくね?」ってなるでしょ。世の中にあるものを同じように作って、利益率を上げるんです。
  • STEP3:10億から100億以上 → ここで初めて自社での新商品開発
    この段階になって初めて、世の中にない新しいものを開発することを考えればいい。

最初から「新しいものを生み出したい」なんて夢みたいなことは考えないこと。まずは、他人の力を借りてでも確実に稼ぎ、自分を立て直す。話はそこから。閉じる

Q
事業成功の最大の要因はマーケティングではない。
A

質問者:「事業が成功する一番の要因は、やはりマーケティングですか?」

マーケティングじゃないです。答えはシンプルで「改善を伴う継続力」です。ただ続けるだけじゃダメで、改善しながら続ける。これに尽きます。

昔から「うさぎと亀」の物語があるじゃないですか。「継続が大事だよ」って、先人たちがわざわざ物語にしてまで残してくれてるのに、なぜか多くの人はそれができない。不思議に思いませんか?

僕がやってる事業なんて、正直なところ誰にでもできることなんですよ。でも、誰もやらない。なぜなら、誰にでもできることを、誰にも真似できないレベルで継続しているからです。ここに圧倒的な差が生まれるんです。

もちろん、ただ思考停止で同じことを繰り返すだけでは意味がない。「改善のない継続」を続けるやつは無理です。常に良くしようと考えながら、愚直にやり続ける。この地味で泥臭いことこそが、最強の参入障壁になるんです。

だから、小手先のマーケティングテクニックを追いかける前に、「誰にも真似できないレベルで改善しながら継続する」という覚悟があるかどうか。事業が成功するかどうかの本質は、そこにあるんだと思います。閉じる

Q
マネジメントで重要な3つの極意
A

質問者:「マネジメントで大事なことは何ですか?」

マネジメントで大事なことは、3つに絞られると思います。「自分が一番働く」「嫌われる覚悟を持つ」そして「ビジョンで人を動かす」ことです。

まず一つ目は、何より自分が一番働く。
自分が狂ったように働いていれば、部下も「あの人があれだけやってるんだから、言われてもしょうがないな」って納得するじゃないですか。口で言うだけじゃなくて、行動で示すのが一番効くんですよ。

二つ目は、部下に嫌われることを恐れないこと。
僕は、人に好かれようと思って仕事したことなんて一度もないです。全員に好かれるなんて無理だし、仲良しこよしでやっても組織は前に進まない。むしろマネージャーは「嫌われるのが正解だ」くらいの覚悟を持った方がいいと思ってます。

そして三つ目、これが一番大事かもしれないですけど、ビジョンで人を動かすこと。
自分が何を大事にしているかをちゃんと言葉にして共有する。これこそが経営であり、マネジメントの本質だと思うんです。うちの場合だと「自由と多様性」ってキーワードをずっと言ってるんですよ。これは僕自身が「人生が仕事中心なのはおかしい」ってずっと思ってたから。こういう旗印が一個あると、人はついてきやすいですよね。

だから結局、好かれるとか嫌われるとか小さいことは気にせず、自分の行動とビジョンでチームを引っ張っていく。これが一番のマネジメントなんじゃないですかね。閉じる

Q
モノを売る極意はIQよりEQ!「北風と太陽」に学ぶ、客が勝手に買っていく仕組み
A

質問者:「物の売り方を教えてください。」

IQ(頭の良さ)で売ろうとするのをやめること。本当に大事なのは、EQ(心の知能指数)の高さです。

考えてみてください。あなたは誰かに「説得」されてモノを買いたいですか?違いますよね。みんな、自分で「納得」して買いたいんです。そして、その「納得」を引き出すのに必要なのが、難しい理屈を並べるIQではなく、相手の感情を動かすEQの力なんです。

例えば、「これはプラズマテレビです」と言われても、何が良いのかサッパリ分からない。これはIQ的な売り方です。でも、これをEQの言い方に変えるとこうなる。「3年しか使えないテレビと、15年使えるテレビ。どっちがいいですか?」。これなら、誰でも一瞬で価値がわかりますよね。

有名な「北風と太陽」の話と同じです。北風のように無理やりコートを脱がせようとしても(=説得)、旅人は頑なになるだけ。でも、太陽がカンカン照りになれば(=納得できる状況を作る)、旅人は暑いから勝手にコートを脱ぐじゃないですか。

ビジネスもこれと一緒で、売りつけるのではなく、客が自然と「欲しい」と思って、勝手に買っていく仕組みを作ることが何より重要なんです。だから、商品のスペックを並べ立てるIQ的なアプローチではなく、相手の感情に寄り添い「これがいい」と納得させるEQ的な売り方を意識する。これがモノを売るための極意ですよ。閉じる

Q
フリーランスより法人が絶対有利!「経費・信頼・仕組み化」3つのメリットを解説
A

質問者:「フリーランスと法人、どっちの方がいいですか?」

絶対、法人の方がいいです。理由は大きく3つあります。

まず一つ目は「経費」の範囲が圧倒的に広いこと。
フリーランスだと、事業に「直接」関係するものしか経費として認められません。でも、法人ならその関連性の範囲がグッと広がるので、基本的には全部経費にできるんです。この差はめちゃくちゃ大きいですよ。

二つ目は、「根拠のない信頼」が手に入ること。
不思議なもので、同じ15万円の見積もりでも、フリーランスから出されると「高いな」と感じるのに、法人からだと「ああ、安いな」ってなりませんか?これが信用の力です。ビジネスをやる上で、この「法人」という信頼は強力な武器になります。

そして三つ目は、「仕組み化」できること。
例えば、凄腕の寿司職人が個人で1,000万円稼いでも、それはその人がいないと成り立たない。でも、法人は「どのアルバイトを雇っても毎月100万円の売上が上がる仕組み」を作ることができる。ビジネスとしての価値や安定性を考えたとき、属人的なフリーランスより、組織として収益を上げていく方が絶対に有利なんです。

だから、税金面での「経費」、取引での「信頼」、事業での「仕組み化」。この3つのメリットを考えたら、答えは明らかなので、本気で事業を大きくしたいなら、選ぶべきは法人一択ですね。閉じる

Q
インスタ更新が減ったのはなぜ?個人の発信力に依存しない事業への転換
A

質問者:「最近インスタの発信、少なくないですか?」

そうですね。それは、僕が個人の発信力に依存する事業モデルを、意図的にやめたからです。

確かに、これまで僕が発信すれば会社の売上は上がりました。でも正直に言って、SNSからの売上なんてたかが知れてる。規模が小さいんですよ。それよりもっと根本的な問題は、社長のSNSがないと売上が作れないなんて、経営者として失格でしょ?ってこと。そんな不安定な状態では、会社は本当の意味で大きくはなれません。

だから、数年前に決めたんです。「もう俺はInstagramを事業に使わない」と。僕個人の影響力に頼るのではなく、事業そのものが、会社の組織として自走できるように、舵を大きく切ったんです。

なので、インスタの更新が減ったのは、サボっているわけでも、人気がなくなったわけでもなく、むしろ事業が次のステージに進んだ証拠なんです。個人の力に頼らない、より強固なビジネスを作るための戦略的な選択です。閉じる

Q
税金400万円が100万円に?月収100万円フリーランスが今すぐ法人化すべき理由
A

質問者:「おかげ様でフリーランスになり月収100万円超えました。ただ、税金がやばいので節税を教えてください。」

僕だったら、今すぐフリーランスをやめて法人化しますね。

なぜなら、年収1,200万円のフリーランスだと、税金で300万とか400万とか平気で持っていかれるでしょ。稼いでも稼いでも、累進課税で税率が上がっていくだけ。それはまるで、穴の空いたザルに水を流し込んでいるようなものだからです。

法人化すれば、そのザルを頑丈な樽に変えられます。例えばこうです。

  1. まず、10万円くらいで合同会社を作る。
  2. 自宅兼オフィスとして家賃30万円の物件を借りれば、年間360万円が経費になる。
  3. 旅費規程を作り、出張1日あたり1万円の日当を出す。年間50日出張すれば50万円が経費
  4. 母親や奥さんを役員にして、それぞれに役員報酬を年間100万円ずつ払う。これで300万円が経費
  5. これだけで経費は710万円。さらに接待交際費や水道光熱費で100万円使ったとして、合計810万円が経費です。

これで課税所得は400万円弱。法人税率(約25%)をかけても、税金は100万円くらいに収まる。さっきまで400万円払っていたのが、一気に100万円になりましたよね。

多くの自称経営者やインフルエンサーは、稼ぐことばかり考えて、この「守り」の知識が全くない。でも、稼ぐ前に守りを固めないと、お金は永遠に貯まりません。覚えておいてください。「税金は、無知に対する罰金」なんです。閉じる

Q
町の車の修理屋さんの未来は?月500円の「洗車サブスク」で勝ち残る戦略
A

質問者:「これからの町の車の修理屋さんは、今後どうなると思いますか?」

生き残るために一番大事なのは「どうやってお客様を呼び込むか」というマーケティング思考です。具体的には、集客用のサブスクを導入すべきだと思いますね。

考えてみてください。修理屋さんのメインの儲けって、車検とか大きな修理ですよね。でも、そんなデカい修理って、そんなに頻繁に起きるもんじゃない。ただ待ってるだけじゃ、お客様の取り合いになるだけです。だから、いかにして「何かあった時に、一番に思い出してもらえる存在」になるかが重要なんです。

そのための戦略が「洗車サブスク」です。
例えば、月額500円で洗車し放題のサブスクがあったら、皆さん入りませんか?たぶん入りますよね。このサブスクの目的は、洗車で儲けることじゃない。月500円という破格の値段で顧客との接点を増やし、頻繁に来店してもらうための「撒き餌」なんです。そうやって関係性を作っておけば、いざ大きな修理や工事が必要になった時に「じゃあ、いつものあそこにお願いしようか」ってなるじゃないですか。

だから、大きな修理で儲けるために、あえて利益度外視の集客用サブスクで顧客を囲い込む。この戦略的な発想こそが、これからの町の修理屋さんが勝ち残っていくために、絶対に必要だと思いますよ。閉じる

Q
自己流で事故らないための営業術3選
A

質問者:「営業スクールに入ろうと思いますが必要ですか?(3ヶ月90万円)」

営業スキルを学ぶことは絶対に必要です。ただ、3ヶ月で90万円が高いかどうかは別として、一番NGなのは「自己流」でやること。断言しますが、自己流は100%事故ります。

なぜなら、営業は根性論やセンスでやるものではなく、勝つための明確な「型」が存在するからです。その型を知らずに戦うのは、武器を持たずに戦場に行くようなものです。

例えば、代表的なものを3つ紹介します。

  1. バジェット・リプレイス
    これは、お客さんに新しい予算を作ってもらうんじゃなくて「今お使いの広告費の、この部分をうちにください」と提案するやり方です。ゼロから予算を作らせるより、既存予算の奪い合いに持ち込む方が圧倒的に楽なんです。
  2. マーケットを濁す
    「動画制作」みたいにググればすぐ相場がわかるもので勝負しないこと。「トータルメディア運用」のように、複数のサービスを組み合わせて相場がわからないパッケージ商品として売るんです。これで価格競争から抜け出せます。
  3. マーケットをリプレイスする
    安いものが求められる市場で戦うのではなく、商品を置く市場自体を変えるんです。例えば、ただのアクセサリーを「結婚指輪」のように、高価なことが価値になる「プレゼント市場」に持っていく。戦う場所を変えるだけで、商品の価値は全く変わります。

どうですか?これらは営業の「型」のほんの一部です。こういう戦略を知らずに自己流で突っ込むから、みんな失敗するんです。だから、営業を学ぶこと自体は必須。ただし、そのスクールがこういう本質的なことを教えてくれるのかは、しっかり見極めた方がいいですね。閉じる

Q
「上場は貧乏人がするもの」その真意とは?
A

質問者:「インスタの投稿で見た『上場は貧乏人がするものだ』とはどういう意味でしょう?」

多くの人が勘違いしてるけど、上場はゴールでも何でもなく、単なる「資金調達の一つの方法」に過ぎないということです。もっと言えば、自分でお金を持っていない会社がやる選択肢なんですよ。

もちろん、上場にはメリットもあります。いろんな人から資金が集めやすくなるし、社会的な「信頼」も上がる。でも代償として、経営がめちゃくちゃ動きづらくなるという致命的なデメリットがある。なぜなら、短期的なリターンを求める株主(投資家)たちの意見に、いちいち縛られることになるからです。

一番わかりやすいのが森ビル。彼らは上場してないでしょ。なぜなら、何十年もかけて土地を買い漁って、最後にドッカーンと大きなビルを建てるという超長期的なビジネスだから。もし株主がいたら、「早く利益を出せ」と突き上げられて、事業そのものが成り立たない。だから、彼らはわざと上場しないんです。

うちも全く同じ。今、ドバイやバーレーンにガンガンお金を流してますけど、これは10年後に100倍のリターンを狙っているから。でも株主がいたらどうなるか。「その金、俺らに配当しろよ」って言ってくるに決まってるんです。長期的な成長より、目先の配当を求めるからね。だから俺は上場しない。そもそも、外部から資金を調達する必要がないんです。

つまり、自己資金が潤沢にあって、長期的な視点で経営の自由を失いたくないなら、上場なんてしない方がいい。逆に言えば、お金がないから、外部から資金を集めるために上場する。だから、僕は「上場は貧乏人がするものだ」と表現しているんです。閉じる

Q
儲かる秘訣は「ロジカルよりラテラル」焼肉屋がビーガンメニューを出す理由
A

質問者:「事業をやる上で、竹花さんはどういう部分に気をつけてますか?」

「ロジカルよりもラテラル」で考えること。これに尽きます。

第二次世界大戦の話が分かりやすいです。帰還した戦闘機は、前の部分に弾痕が集中していました。ロジカルに考えると、当然「前を補強しよう」ってなりますよね。でも、当時の技術者たちは違いました。「前に弾を食らっても帰ってこれたってことは、逆に弾痕がない後ろ側に食らったら墜落してた。だから、補強すべきは後ろだ」と、ラテラルに考えたんです。

これ、ビジネスでも全く同じです。
うちの焼肉屋が、なぜビーガンコースを出したか。ロジカルに考えると「焼肉屋がビーガン?ありえない」ってなりますよね。でも、ラテラルに考えると、めちゃくちゃ大事なんです。

だって、仲間内にビーガンが一人でもいたら、その子に気を使ってグループ全体で「焼肉行こうぜ」って言えなくなるでしょ。でも、ビーガンメニューが一つあるだけで、そのグループ全員を取り込める。結果、集客が上がるんですよ。

儲からない飲食店って、みんなこのロジカルな思考の罠にハマっています。「焼肉屋は肉を極めるべきだ」って。でもラテラルに考えれば、稼ぐ方法はいくらでもあります。表面的な理屈(ロジカル)だけでなく、物事の本質や隠れたニーズ(ラテラル)を見抜くこと。これが儲かる秘訣ですよ。閉じる

Q
「銀行から借りるのはアホ」事業資金は投資家から集めろ
A

質問者:「事業を始めるのに資金がない場合は、銀行から借りるか、個人投資家から出資してもらうか、どっちがいいですか?」

特にリスクのある事業なら、投資家から「投資」としてお金をもらう方が絶対にいいです。銀行から借りる「融資」は、僕は全く推奨してません。

まず、投資の最大のメリットは、失敗してもそのお金は返さなくていいこと。リスクを共有してくれるわけです。その代わり、成功した時は大きなリターンを返す必要がありますけどね。

さらに重要なのは、投資家はあなたが成功するための協力者になってくれること。だって、あなたが成功しないと彼らのお金は1円も返ってこないんだから、必死に応援するのは当然です。例えば、僕が麻布十番でやった店は、わざと30人の経営者から出資してもらいました。そうすれば、その30人が「俺が出資した店だ」って勝手に集客してくれる。お金のためだけじゃなく、仲間集めのために投資家を募るっていう作戦もあるわけです。

じゃあ、なぜ銀行から借りるのがダメなのか。よく経営者が「借りれる時に借りとけ」なんて言いますけど、あれはすごいアホな話ですよ。

一番の理由は、銀行への返済は経費にならないことです。これが致命的。
考えてみてください。銀行から1億円借りたら、その1億円を返すためには、税金を払った「後」の利益で1億円を用意しないといけないんです。つまり、ざっくり2億円稼いで、税金で半分(1億円)持っていかれて、残った1億円でやっと返済できる、みたいな話。1億円借りた瞬間に、実質的に追加で1億円の納税義務を背負うようなものなんです。

だから、僕は融資っていうのが大嫌いなんです。安易に銀行から借りて、重い返済と税金の二重苦を背負うより、返済義務のないお金でリスクを共有し、さらに強力な協力者まで得られる「投資」を選ぶべきです。これが賢い資金調達ですよ。閉じる

Q
マーケティングはどうやって勉強しましたか?
A

質問者:「マーケティングはどうやって勉強しましたか?」

僕はテクニックを勉強したわけではありません。僕にとってのマーケティングとは「自分の信じているものを、いかにして相手に信頼させるか」です。

つまり、自分のサービスやビジョンに対して、どれだけ「信者」**を作れるか。これに尽きます。そして、本物の信者を作るには、自分自身が心から信じている強力なストーリー、つまり「ドメイン」がなければ始まりません。

僕の全ての事業の根幹にあるのは、「自由と多様性」という2つのキーワードです。会社中心の生き方にずっと違和感があって「Life is mine(人生は自分のものだ)」という強い思いがありました。だから、会社名を「Lim」にしたんです。

考えてみてください。日本の面積なんて、世界のたった0.4%しかないんですよ。その小さな土地を、自分の一生涯の場所だと決めつけてしまうのはおかしい。もっと自由で、もっと多様な生き方があるはずなんです。一度ドバイに来て、200カ国以上の人と会ってみる。そこから世界を見ることで、人の人生に自由と多様性を与えたい。

だから、僕がやっているマーケティングは、常にこの「自由と多様性」というドメインを軸にしたストーリーテリングです。小手先のテクニックではなく、自分の信念を物語として語り、共感してくれる「信者」を増やす。これが僕のマーケティングの全てですよ。閉じる

Q
今サービスを作るとしたら何をしますか?
A

質問者:「今サービスを作るとしたら何をしますか?」

100%、富裕層向けのサービスですね。

なぜなら、今の世の中は貧富の差がどんどん激しくなっているからです。イギリスでは上位1%の富裕層が国富の14%を握っているなんてデータもあるくらい。だとすれば、ビジネスの時間対効果を考えないとダメですよね。例えば、「じゃがりこ」を汗水垂らして大勢の人に売るのも、富裕層一人に一口1億円の資産運用をセールスするのも、実はかかる時間や労力ってそんなに変わらないんです。それなら、高価格で、富裕層が飽きないようなものを売る方が、今後のビジネスとしては絶対に正しいと僕は思います。

もちろん、いきなり今の事業の路線を変えるのは難しい人もいるでしょう。そういう場合は、徐々に富裕層向けにサービスをシフトさせていく。もしくは、全く新しいサービスや会社を作って、そっちは完全に富裕層向けに振り切ってしまうという手もあります。

ただし、一番大事なことを言います。富裕層に売るということは、基本的に「to B」(法人向け)の発想になるということ。これは「to C」(一般消費者向け)とは、売り方も商品の作り方も、全てが全く変わってきます。

ここを理解できていないと100%失敗するので、本気でやるなら徹底的に学ぶ必要がありますね。URU生は講義を見るか、ライブ講義で質問してくれれば、その辺は詳しく回答します!閉じる

Q
Google口コミ消失後のブランディング戦略:「サブ看板」の活用
A

問者:「現在、Googleの口コミが650件と業界最多です。しかし先日、アカウントが停止してしまい、全ての口コミが消えてしまいました。これを機に、より良いブランディング方法はないかと考えています。私たちの業界は信頼性が重要なので、口コミのように目に見えて分かるブランディング以外に、どのような方法があるでしょうか?」

50件の口コミ消失、それはピンチではなくチャンスです。これからは口コミという他者評価に頼るのではなく、自らGoogleマップを攻略する「攻めのMEO戦略」で、より強力なブランディングを構築すべきです。その鍵は「サブ看板」にあります。

まず大前提として、MEO(マップエンジン最適化)は今のビジネスの生命線です。皆さんも店を探す時、必ずGoogleマップを見ますよね。腐るほどある競合の中から選ばれるには、マップ検索でトップに表示されなければ話になりません。

そして、本当のMEOとは、あなたのお店をまだ知らない潜在顧客が検索する「ポテンシャルキーワード」を先回りして押さえることなんです。例えば、あなたのお店の名前で直接検索する人は、もうあなたのことを知っている既存客。重要なのは、「(地名)+〇〇」といったキーワードで検索している新規客をどう捕まえるかです。

ここで「サブ看板」が効いてきます。
例えば、うちの焼肉屋で一番集客できているキーワードは何だと思いますか?「焼肉」じゃないんです。「ハラル」です。イスラム教徒の方が検索する「ハラル和牛」というキーワードが非常に強い。

だとしたら、Googleマップ上の店名を「焼肉 竹花」ではなく「ハラル和牛 竹花」に変えた方が、圧倒的に新規客に見つけてもらえますよね。しかし、Googleは基本的に、お店の看板と登録名が一致していないと変更を認めてくれません。

そこで「ハラル和牛 竹花」と書かれた簡単な「サブ看板」を一時的に作るんです。木を掘ったようなもので十分。その看板の写真を撮ってGoogleに申請すれば、マップ上の店名を正式に変更できる。

もし「ハラル和牛」の効果が薄れてきたら、次は外国人観光客がよく検索する「OMAKASE」というキーワードを狙って、「おまかせ 竹花」というサブ看板を作り、再度申請する。これを繰り返していくんです。

口コミというコントロールできない評価に一喜一憂するのはもうやめましょう。これからは、自ら市場のニーズ(ポテンシャルキーワード)を捉え、この「サブ看板」戦略でGoogleマップをハックし、能動的に集客する。これが、口コミが消えた今だからこそできる、最強のブランディング戦略です。閉じる

Q
「顧客単価」を上げる方法とは?:商品単価ではなく付加価値で勝負する
A

質問者:「竹花さんは『単価を絶対に安くしない』とおっしゃっていますが、どのようにして顧客単価を上げていますか?」

僕が「単価を安くしない」と言っているのは、表面的な「商品単価」を無理やり上げろという意味じゃありません。そうではなく、顧客がどうせ必要になる「付加価値」の部分で、全体の顧客単価を上げるべきだということです。

うちの不動産事業が一番わかりやすい例です。普通、不動産屋は仲介手数料で儲けますよね。1億円の物件なら4%の400万円とか。でも、うちはその手数料をゼロにしたんです。

代わりに「1億円の物件を1億5,000万円で売れたら、その差額の何%かをください」という成果報酬モデルにした。これなら、賢いお客さんは絶対にうちに頼みますよね。

じゃあ、一体どこで儲けているのか?それは、物件を1億5,000万円にするために必要なリフォーム工事、インターネット回線、火災保険といった部分です。お客さんが家を買ったら、結局どこかで必ず払うことになる。そこでしっかり単価をいただくわけです。

これって、マクドナルドのハッピーセットと全く同じ理屈です。ハンバーガー単品って、実はそんなに儲からないんです。利益率の高いポテトやドリンクをセットにすることで、全体の利益を確保している。

だから、目先の「商品単価」を100円から200円に上げるような単純な値上げをするな、ということです。顧客がどうせ必要になる別のサービスを組み合わせて、賢く全体の単価を上げていく。これが僕の言う「単価を安くしない」の本当の意味ですよ。閉じる

Q
経営の鉄則:中小企業が利益を上げる唯一の方法
A

経営で利益を上げたいなら、やることは2つしかありません。「コストを下げる」か、「単価を上げる」か。そして、僕ら中小企業が取るべき道は「顧客単価を上げる」これ以外に絶対にないです。

なぜなら、「コスト削減」はスケールメリットがなければ意味がない「大手の戦略」だからです。例えば、セブンイレブンがパッケージを底上げして原価を1%下げたとします。売上が1兆円あれば、それだけで100億円の利益改善になる。でも僕らが同じことをやっても、インパクトはたかが知れてるでしょ?

だから僕らが集中すべきは、いかにして賢く「顧客単価を上げるか」なんです。ここで言う「単価を上げる」は、単純な値上げのことじゃありません。例えば、味の素がやった戦略。彼らは商品の値段を上げる代わりに、塩を振る容器の穴の数を20%増やした。

人は無意識に「3回振る」みたいに、振る回数で使用量を決めていたりする。だから、穴を増やすだけで、顧客の消費スピードが20〜30%早くなる。結果、購入頻度が上がって売上が伸びるんです。これこそが、本質的な顧客単価の向上なんですよ。

だから、チマチマしたコスト削減に頭を悩ませるのはもうやめましょう。僕ら中小企業は、どうすれば顧客が気づかないうちに、あるいは喜んで、もっとお金を払ってくれるのか。この「顧客単価を上げる」一点に、全ての知恵を絞るべきです。閉じる

Q
儲かる秘訣は「法人向けオプションと+αの機能」
A

質問者:「法人向けコワーキングカフェを始めます。アドバイスをください。」

法人向けコワーキングカフェを始めるなら、まず覚えておくべきことがあります。それは、カフェ単体の機能だけでは絶対に儲からないということです。儲かる秘訣は「法人向けのオプション」と「カフェ+αの機能」にあります。

なぜなら、顧客はコーヒーを飲みに来ているのではなく、ビジネス上の課題を解決しに来ているからです。その課題を解決するオプションでこそ、大きな利益が生まれます。

例えば、

  • 法人住所登記サービス
    多くの国では自宅を法人登記できません。自分でオフィスを借りれば数百万かかるところを、あなたのコワーキングスペースで登記できるようにすれば、顧客にとっては破格のサービスになり、あなたにとっては安定した収益源になります。
  • 電話代行サービス
    受付を一人雇えば月30万円はかかります。それをコワーキングスペースの受付が代行するサービスを提供すれば、これもまた顧客にとって価値が高い。

さらに、カフェという場を「ハブ」として捉えることも重要です。
アメリカのカフェには、Amazonの配達拠点になっているところがあります。アメリカでは玄関前の荷物は盗まれやすいため、地域のカフェが受け取り場所になることで、配達業者は効率が上がり、住民は安全に荷物を受け取れ、カフェは集客に繋がる。まさに三方良しですよね。

だから、ただオシャレな空間を作るだけではダメなんです。顧客が本当に困っていることを解決する「法人向けオプション」や、地域インフラとなる「カフェ+αの機能」をいかに組み合わせるか。これこそ、儲かるコワーキングカフェを作るための本質ですよ。閉じる

Q
営業で最も大切なこと:「リターン」を提示する力
A

質問者:「営業で大事なことは何ですか?」

「リターンをいかに見せるか」です。

なぜなら、人は商品のスペックを聞かされても心は動きません。その先にある「リターン」をリアルに想像できた時に初めて、財布を開くんです。

例えば「オランダの宝くじ」は、郵便番号が当選番号になるので、自分の家の近くが当選すると「うわ、もし俺が買っていれば当たってたかも!」って強烈に思うわけですよ。この「リターンの可能性」をリアルに感じさせる仕組みで、爆発的に売れているんです。

ホットペッパーの営業も同じ。彼らは必ず「御社の近くのこのお店は、この掲載料でこれだけのリターンが出てますよ」って具体的な数字を見せてくる。だから「うちもそうなるかも」と思って契約してしまう。

もっと言えば、保険も、なんなら詐◯師も原理は一緒。安心というリターン、莫大な儲け話というリターン。良いか悪いかは別として、人はリターンを提示された時にお金を払うんです。

だから、自分の商品の説明ばかりしている営業は、何をしても売れません。お客さんが見たいのは商品そのものじゃなくて、その商品がもたらす素晴らしい未来(リターン)なんです。これを語れるかどうか。営業の差は、結局そこに尽きます。閉じる

Q
今、本当に儲かる事業とは?:「負けない経営」の発想
A

質問者:「いま儲かる事業は何だと思いますか?」

みんな「儲かる事業」ばかり探そうとしますが、もっと大事なのは「負けない経営」を考えることです。そして、その鍵は「売る」ことではなく「買う」ことにあります。

ビジネスは「売る」だけじゃないですよね。「買う」こともビジネスの一部です。面白いことに、僕らは消費者として毎日何かを買っている「買うプロ」なのに、いざ自分の持ち物を売るとなると、その価値を全く分かっていない「売る素人」になってしまう。世の中には、このギャップに気づかず、価値あるものを安く手放してしまう人がめちゃくちゃ多いんです。

ここに目を付けたのが、ガリバーやブックオフです。彼らのビジネスモデルの本質は、価値を知らない人からタダ同然で商品を仕入れ、それに何十倍、何百倍もの値段をつけて売ること。仕入れ値がほぼゼロだから、負けようがないんです。

僕の従兄弟がやっている遺品整理事業も、まさにこの「買う」ビジネスです。遺品整理の契約では、出てきた品物を全て引き取れることが多い。その中からロレックスみたいな価値のあるものを見つけ出して、オークションで売って儲ける。これもまた、圧倒的に安く仕入れることで成り立っている、負けないビジネスモデルです。

だから、新しい儲け話に飛びつく前に「どうすれば圧倒的に安く仕入れられるか?」という視点を持つべきなんです。この「買う」ことに注目すれば、参入障障壁が高く、まだまだチャンスがあるブルーオーシャンが見つかりますよ。閉じる

Q
地域連携型のサブスクモデル学習塾経営の改善案
A

質問者:「学習塾をやっていますが、なかなか上手くいきません。」

学習塾で儲けたいなら、学習塾単体で考えることをやめるべきです。僕なら、地域全体を巻き込んだ「コミュニティ型サブスク」にしますね。

なぜなら、親が抱えている本当の悩みは「成績を上げたい」だけじゃないからです。「うちの子に色々なことを体験させたいけど、何が向いているかわからない」という、もっと本質的なニーズがあるんです。

僕がハワイに住んでいた時、まさにこのニーズを突いた素晴らしいアプリがありました。それは、地域の学習塾、サッカークラブ、ピアノ教室といった様々な習い事が、月額制で行き放題になるサブスクです。これなら、親は気軽に子供に色々なことを試させてあげられますよね。

だから、自分の塾だけで生徒を囲い込もうとするのではなく、地域のサッカークラブや野球クラブと連携して、一つの大きなコミュニティとしてサブスクモデルを構築する。そうすれば、単体では生まれなかった全く新しい価値を提供できます。閉じる

Q
ファンはいるのに収益化できない:ポッドキャスト運営者から
A

質問者:「エンジニア向けのポッドキャストを運営し、ファンはいますが収益化できていません。どうすればビジネスに展開できますか?」

ファンがいるのに収益化できていない?それは最高の悩みですよ。なぜなら、一番難しい「ファン作り」は既にできているんですから。ここからビジネスに展開するために必要なのは、ファンを「お客様」から「仲間」に変え、一つの「コミュニティ経済圏」を創り上げることです。

やるべきことは大きく4つあります。

  1. コミュニティ経済圏を作る
    昔の商店街のように、コミュニティの中でお金がグルグル回る仕組みを作るんです。僕のUR-Uでも、生徒同士が出会って会社を作ったり、ドバイ進出をサポートしたりと、コミュニティ内で新しいビジネスが生まれています。あなたも、エンジニア同士が繋がれる場を提供するんです。
  2. ファンを「仲間」として巻き込む
    イベントなどを全部自分でやろうとしないこと。「一緒にこのポッドキャストを盛り上げるメンバー募集!」と、ファンを運営側に引き込むんです。僕が東京ビッグサイトで講演会をした時も、100人の運営メンバーに「1人10人誘って」とお願いすることで、1,000人を集めました。ファンは参加したいんです。
  3. 「裏側」を全部正直に話す
    なぜこのポッドキャストを無料でやっているのか?その裏側にあるあなたのメリットやビジョンを正直に話すこと。例えば、UR-Uが格安なのは、僕の会社に来る大量の案件を、わざわざ人を雇わずにUR-Uの優秀な生徒に仕事として振っているから。このWin-Winな「裏側」を話すことで、信頼が生まれ、コミュニティはさらに強くなります。
  4. CAMZの法則で具体的に誘導する
    そして最後に、収益に繋げるための具体的な「誘導」が必要です。その時に有効なのが「CAMZの法則」。
    • C (Catch): ターゲットの心を掴む
    • A (Appeal): メリットを伝える
    • M (Motivate): 不安を解消し、行動を動機付けする
    • S (Suggest): 具体的な行動を提案する

特に最後の「S」が重要。「よかったら申し込んでね」みたいな弱い誘い方じゃダメなんです。「今から30日間、私と一緒にこのプロジェクトをやりませんか?このフォームから今すぐ申し込んでください」と、具体的で、力強く背中を押してあげること。

だから、ただコンテンツを作るだけじゃなく、ファンを巻き込み、裏側を見せ、具体的な道筋を示してあげる。そうすれば、あなたのポッドキャストは単なる情報発信ツールから、人が集まり、お金が生まれる強力な「コミュニティ」へと進化しますよ。閉じる

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