売れる営業トークの設計術|価格の伝え方と順序で成約率が変わる

営業

セールスや商品販売において、
こんな悩みを持っていませんか?

  • 価格を伝えた瞬間に「高い」と言われる
  • サービスに自信はあるのに、なぜか売れない
  • 話しているうちに、相手が興味を失っていく

原因は、セールストークの順序価格の伝え方にあります。

本記事では、ビジネススクール講義で語られた
「売れる営業術の本質」を、論理的に整理して紹介。


セールスは「価格を最後に」

たとえば、次のようなセリフを想像してください。

「この時計、10万円です。」

多くの人は反射的に「高い」と思ってしまいます。
でも、こう付け加えたらどうでしょう?

「実は、ジャスティン・ビーバーや大谷翔平が昨年つけていたモデルで、TVに映れば100万円近くまで価値が上がる可能性があるんです。」

そう聞いたら「10万円」が“お得”に感じられるはずです。

これは人間の心理―“最後に聞いた情報の方が印象に残る”
という特性を活かしたテクニックです。

セールストークの鉄則

  • 価格は絶対に最後に伝える
  • 資料やLPでも、価格表示は最後に
  • もし先に価格を聞かれたら:「複数パッケージがあるので、最後まで聞いてください」でOK

「悪い→良い」の順で話す

人の印象は順序で変わります。

例:

  • 「あいつは、家族思いだけど 酒飲み
  • 「あいつは、酒飲みだけど 家族思い

後者の方が、印象が良いですよね?

これは「ポジティブな情報を後出し」することで、
最後に好印象を残心理効果です。

セールストークで応用するには?

例えば、あなたがパーソナルジムを経営していて、
来店したのはおばあちゃんだったとします。

「筋肉をつけたい方は、うちより隣のA社が適してます。でも、足腰の維持や認知症予防なら、うちのプログラムが最適です。」

“相手が求めてない要素を悪く言い、先に出す”。

後から出すメリットが際立ち「納得感」が生まれる。


「売れないプラン」を仕込む

販売プランを提示する際「1択」はNGです。

3つほどの選択肢を用意し、
そのうち1つは“誰も選ばない非現実的なプラン”に。

例:

  • Aプラン:通常価格のベーシックプラン
  • Bプラン:人気・お得なプラン
    (あとで「売り切れ」と伝える)
  • Cプラン:極端に高額なプレミアムプラン

そして、トークの最後にこう伝えます。

「すみません、Bプランは人気で売り切れてまして…でもAプランも多くの方に選ばれてますよ。」

こうすることで「売られている感」ではなく「自分で選んだ感覚」を与えることができ、購買率が高まります。


「論理」で組み立てろ

売れる人と売れない人の違いは「商品力」ではなく、
“売り方の構造”を理解しているかどうかです。

成約率を高めるセールストークまとめ

  • 値段は最後に言う(印象操作)
  • ネガティブ→ポジティブの順序で話す(記憶効果)
  • 相手に不要な“欠点”を先出しして信頼を得る
  • 複数プランを見せた上で人気プランは売り切れにする(選択の錯覚)
  • 「自分で選んだ」と思わせる導線を用意する

これが、“買いたい”と思わせる営業トークの設計術です。


今後も「売れる仕組み」を解説

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